フェルール端子とネジ端子を比べてみたよ

FA

フェルール端子を導入しようとしてるけど、今一踏ん切りがつかない
そこで、実際に導入してみて両者を比べてみました

どうも!ずぶ です。今回は端子台の比較です。

 

本記事はやや小ネタ寄りです。

より詳しい記事はこちらをご覧ください。↓
プッシュインースプリング端子を使おう

フェルール端子とネジ端子を比べてみたよ

 

最近、対応機種が増えてきましたね
「日本じゃ、あんなの流行らんわ」って、最初の頃は高をくくっていたのですが
さすがに、どこのメーカーも出してくるって事は、主流になりつつあるのかな?と少し揺れ始めていたわけです

ところが僕の上役は、今時珍しい位の「てやんで~」な、お人でして(以下、おやびん)

おやびん曰く
「端子はネジで締めんとダメだ!あんな頼りないのダメだ!抜けてしまうぞ!」
って言うじゃない?

サンプルで検証したけど、引っ張ってもビクともしないし、全然頼りなく無いんですよね
そもそも抜けたりするようなの、名だたるメーカーが出したりしない訳ですよ

 

そこで仕方なく

 

 

 

使うようにもっていった

一通り揃えてみました!

ちっちゃ~い!

 

オムロンさんの『XW5T』シリーズです

メインは4端子、外配用に3端子、エンドプレートとショートバー色違いを購入
置いといたら、みんな使ってくれるでしょ
(ショートバーは切って使えそうにないので、2,3,4,5位を揃えていた方がよいです)

 

フェルール端子はこちら

 

何たるLEGO感!

フェルール端子は『ニチフさんのテレクリンプ』シリーズ
ペンチは『wagoのバリオクリンプ』

で、このペンチがすこぶる良いんですよ
中心に捉えて圧着するだけ、え~っとサイズは~って悩む必要が無い
老眼入ってても、手返しが早いです(笑)

ひっくり返した時の事は、考えないようにしなきゃですね

大きさを比べてみた

うちの主力と比較

 

手数も
圧着→ネジ緩める→差す→ネジ締める
圧着→差す
で2手も節約できる

しかも上からアクセスだから、ダクトもギリギリまで攻めれるのかな?

 

在庫のφ2mmマークチューブで0.3sqの線を仕上げてみました

12mmカットに印字、上が2mm半角、下が全角です

それでもスポスポするので、株セフティデンキさんの、ピタットチューブなど検証してみようかと思ってます

 

案件が来たら、いろいろアレンジしてみようかと思ってます
ちょっとこれ、今まで食わず嫌いだったかな?良いかもしれないよ?

 

在庫がかさばらない

棚の占有もこの通り

かさばらな~い

IDECさんのは、2-2のW端子台 オムロンさんのは4端子台なので、まるっきり同じではないけども
お互い、50ピースでこの大きさ比です

実際は完全切替なんて出来ないので、二重で持つことになりますか
それでも中継盤にスペースができるのは、大きなアドバンテージ

次の盤製作は楽しくなりそうですよ

まとめ

つかみはこの辺にしておきまして、本気で導入を検討されておられるならコチラを一読してみて下さい

一般社団法人日本配電制御システム工業会

P4-P11辺りが大きさに関する部分
P25- 以降が振動テスト等に関する部分

 

他にも色々検証してくれていて、本当にありがたいですし

なにより見ていて楽しいですよ。

 

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