ルールを作って、ラダー図を見やすくしよう

シーケンサ

どうも!ずぶ です

この装置、触りたくないわ~って事、ありますよね?
いくつか理由はあるでしょうけど

今回は簡単!
「ルールに沿って、見やすいラダー図」にスポットを当ててみます

コイルの使用ルールって何?

まずは見て下さい

 

一般的な異常回路です。

ちなみに、上の回路に対する出力はこう

 

 

回路の作りが古いとかは置いといて、異常が出たらブザーが鳴ります

出力回路に、少し追加してみます。

 

 

むずむずしませんか?

え?しない?

じゃあじゃあ、これならどうですか?

 

 

さすがに、ムズムズしてきたでしょう?

なんか今まで使っていなかった番号が放り込まれてます

やっつけ回路の積み重ねで、無事 触りたくない装置の完成です!

だけども、現場で他人の回路を修正する時って、やっつけちゃう事ありますよね

他人の回路って言っても、去年書いた自分の回路だったりもする訳ですが(笑)

 

直してみました。

偶数が異常コイル、奇数が警報停止のルールに従ってます

これなら気力も削がれませんよね?

 

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コイルの使用ルールに従ってみよう

 

命名ルールって何?

まずは見て下さい

出力回路です
エレベータが上がる→搬送機左に行く→エレベータ下がる
の動きをします

まあ、何も感じませんよね

回路はそのままで、コメントを少し変えてみますね

 

はい、気持ち悪いですよね?

何かもう、搬送機どこ行ったんや!って感じですよね

動作自体は何も変わらないので普通に動くんですが、

修正をかけようとすると、行ったり来たりして解析の一手間が増えちゃいます

なぜこうなるか、タイムチャートに落としてみます

 

連続動作の回路は、動作完了と次動作開始とが同じコイルを使用します

コメントは「移動開始」でも「移動完了」でも構わないけども

どちらかに統一する事で、ラダー図が分かりやすくなりますね

 

命名ルールを揃えてみよう

 

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