GOTタッチパネルの、入力カーソルを制御しよう

シーケンサ

GOTタッチパネルの、入力カーソルを制御しよう

 

入力順序を誘導したい時ってありますよね

ちょっとした時、入力カーソルを移動させてあげると親切だと思いませんか

 

どうも! ずぶ です。今回は GOTタッチパネルの、入力カーソルを制御しよう

GT Designer3 を使用しています。

 

タッチパネル操作で入力カーソルを送る

画面のプロパティを使用する方法です。
一番オーソドックスなやり方ですね

 

画面のプロパティ - キーウィンドウの拡張設定 タブを開き、設定を行います

 

この画面に来た時に、カーソルはどうするか?
入力オブジェクトに入力し終わって、ENTERを押した後カーソルをどうするか?
等が設定できますね。

 

カーソル移動スイッチや、ユーザIDの動き等もまとめた記事がありますので、よければ参照してみて下さい。
GT Designerを使って、数値入力を高速化しよう

 

 

シーケンサ側から、入力カーソルを指定する

残念ながら、入力カーソルをONさせるオブジェクトを、直接指定するという事はできません
ユーザIDなどを指定したとしても無理です。

 

そこで、表示/動作設定 タブ内にある、動作条件 を使います

テスト画面はこんな感じ

 

入力オブジェクトの動作条件はこうです

 

各々の入力オブジェクトに、動作条件 M0~M3 までを割り振りました

ただ、このままではコイルがONしても、カーソルは出てきません ので、画面のプロパティを設定します。

 

<画像>

 

キモは赤丸の箇所です。

カーソルが出たがっているのを、動作条件で抑え込む 感じですね

 

試しに M2 スイッチを押してみました。

 

狙った箇所にカーソルが出てきましたね

 

初期カーソル誘導以降に通常入力に戻すのなら、プログラムで細工をしておきます

 

 

どこかの入力オブジェクトの動作条件が解かれた時点で、他の入力オブジェクトが解放されるようにしています。
また、タイミングによっては、若番にカーソルが飛んだので、タイマで一旦受けました。

 

分かりやすくスイッチを設けましたが、内部条件でも何でも構いません
これで、第一入力は誘導できるようになりました。

 

第一入力以降は、プログラムが動作条件を解除していますので、それ以降の入力ルールに従ってくれます

あとは、画面の切り替わり等で、動作条件を入れなおせば、再度入力動作条件待ちとなります

 

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