CC-Linkの使い方

シーケンサ

CC-Linkの使い方

48芯とか60芯とか、うげっ!てなっちゃいますよね
うげっ!てならない為にも、CC-Linkで繋いじゃいましょう

どうも!ずぶ です。今回はCC-Linkの使い方

CC-Linkの設定

つなぎ方等は色んな場所で紹介されているので、これって所を説明します

まずは初期設定

設定するのは、ざっとこんなところ

構成に落とすと

こういう意味になります

パラメータ※5のリモートレジスタですが、アナログユニット等を使う時に必要になってきます

一覧で見るとこのようになります

一覧表は。エクセルで作ってパソコンに保存しておくと、のちのち便利です
今回は画面に入るように縦横混在グラフになっていますが、実際は縦にズラズラ~と繋げると見やすくなります

リモート入力にX100を設定したので、局番1のアドレスはX100から始まります
局番1に出力を繋いでいる場合、Y100になります

ちょっと落書きしてみます

使用するユニットに、1局占有と書かれていたら、横長の赤〇の範囲が確保されます
同じように2局占有と書かれていたら、2局分 つまり X100~X13F まで確保されるって事です

リモートレジスタも接続したユニットが使う使わないに関わらず、確保されて行く訳ですね
(IOユニットだけ使用する場合、パラメータにリモートレジスタ無しでも構いません)

次に、このように設定してみます

パラメータに総接続台数10台と設定していますが、途中は予約局にしたので、実際のシステムには台だけぶら下げます

この場合のアドレスはこうなります

正しく設定できているかを、デバイス割付確認を見てみます

ちなみにココ

すると、こんな画面が呼び出されます

狙った通りにアドレスが割り付けられていますね

例えば
IOがいっぱいで、追加されるかもしれない
オプションとして機能が追加される事がある
Y500から電磁弁マニホールドとか、見た目で番号を飛ばしたい場合
等いろいろな使い方ができますね

ただ、先のエクセルで作ったアドレスマップを見て分かるように、使わないリモートレジスタが大量に確保される事となります

CC-LINK ver.2

ユニットによっては、CC-LINK ver.2を要求してきます

その違いをみてみましょう

先ほどと同じ構成でシステムをver.2に変更してみました

デバイス割付確認を見てみましょう

あぁ~!リモートレジスタが前詰めになってる~!(棒)

そうなんですね
ver.2は無駄なレジスタを使わないように、前詰めにしてくれるんですね。
しかも勝手に

先ほどの局番3の予約局にリモートデバイス追加して、デバイス割付確認をみてみます

局番9のリモートレジスタがずれた事が分かりますね
正直、厄介な事になっちゃいました

でもって、局番3を予約局に戻します

お!?リモートレジスタ消えてな~い!
そっか、予約局はリモートデバイスにすれば良いんですね

ver,2はインバーターやブリッジ等、大量にレジスタを要求してくる物が多いのですが、1つでも使用するとなれば、システム全体をver.2にしなくてはなりません

ですので、ver2機器は前よりに配置する等した方が良いでしょう

CC-LINKマスターの2枚差し

2枚差しでパラメータを設定してみます

構成はこうです

CC-LINKの局番がマスター1とマスター2で、同じ事を意識して下さい

アドレスを確認します

ユニット1枚目は同じなので、掲載していません
ユニット2からのシステムで、1局目がY1000から割り振られている事が確認できました

同じ装置内でCC-LINKマスターを2枚差す事はそう無いでしょうが
他装置と連絡や、アッセンブリした装置とのつなぎに使ったりできますね

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