プッシュイン端子を使ってみたよ

FA

なんたる圧倒的!

一度でも手を染めると、もう あの頃の僕達に戻る事はできません。

食わず嫌いは、ダメ!絶対!!

 

今度のストリームは、恐らく本物。
少しでも時短効果にあやかれるよう、一緒にポイントを見て行きましょう。

どうも! ズブです。 今回は、プッシュイン端子を使ってみたよ

端子台

ネジ端子台に対しての スプリング端子台 と括られていても、大きく 2つ に分かれます。

国内ストリームの立役者でもある、オムロンさんの技術資料を元に比べてみましょう。

 

クランプ式

 

精密ドライバ差し込んで、どっちに倒したら開くんだっけ?と、いつもやっているあれです。

相方は、棒端子や平端子の奴ですね。

プッシュイン式

 

工具不要 で、差し込むだけ。

相方は、主にフェルール端子を使います。

 

ケーブル保持の スプリングが反し になっていて、引っ張れば噛みこんで行くのが分かりますね。

引っ張り強度はネジ端子以上 ですから、抜ける心配もありません。

 

もちろん、今回の記事の主役はこちらです。

フェルール端子

フェルール端子といえば、ペンチ!

↓こんな形状の奴

この形状の手返しが、とにかく良い。

 

本質的な作業の流れが変わります

 

フェルール端子の挿入を見て下さい。

 

それが、どないやねん!って突っ込まれそうですが(笑)

 

絶縁カラーに、被覆が掛かって止まる ってのがミソなのです。

ダイ溝に、端子をセットしなくて良い ってのがミソなのです。

そして、先端側からペンチが侵入できる ってのもミソなのです。

 

スポスポ挿して行って、後から纏めて圧着
端子上げが、完全に流れ作業と化します。

 

今までの、
端子をダイ溝にセットして、仮噛ませして、ケーブルを挿入して、圧着
この作業が、本当に意味の無い作業に思えてきます。

 

端子上げが終わったら、お待ちかね

プッシュイン端子台に手で挿入

 

そして、先ほどの図解のように、抜けたり緩む事はありませんから

増し締めも不要

 

ここまでのセットを行って初めて、時短効果の恩恵が受けられるって寸法です。

導入準備

初めての導入の場合、あれが無いこれが無いになりがちですよね。

導入がスムーズに行えるよう、必要な物を見てみましょう。

 

端子台

これが無くては始まりません。

 

オムロン XW5Tシリーズ   最小幅、3.5mm

 

東技 VTXシリーズ   リリースボタンが可愛い

 

端子台が本当に細い。

2穴だと良いのですが、4穴とか2段とかだと相手を追いづらくなります。

カタログにあるように、コモン や アース や ショートバー を入れるなどして、カラフルに配置すると視認性がアップ します。

 

エンドプレート ショートバー を手配するのをお忘れなく。

 

フェルール端子

これも無くては始まりません

 

ニチフ  NFシリーズ  信頼の老舗

ミスミ  小袋に入ってる

 

通常、2本かませはあまり使用しないので、準備は少量で良いと思います。

消耗品の供給が、国産で出来るようになっているのは、非常にありがたいですね。

ペンチ

お勧め形状は先程ご紹介した通りなのですが、工具の耐久は値段に比例します。

高いのも良いですが、手頃なのをちょくちょく変えていくのもありだと思っています。

 

レンシュタイグ 個人的に使ってみたい欲に駆られてるだけです(笑)

配線後の端子上げに便利な正面圧着はもちろん、ダイス方向も変えられるようです。

 

マークチューブ

最初に問題になるのが、マークチューブ

ずり落ちてしまう のですよね~

 

脱落防止でタイラップ等を巻くのも、せっかく時短を追求しているのに、手間が増える事になるので、何とかしたいところ。

 

なので、これ↓

 

装置相手の現場なら、内径2.3と3.2辺りから始めてはどうでしょう?

3.2φは、ヒダが付いていても、1.25の端子に兼用できて、棚も圧迫しません。

 

ラインナップ最小の 内径 2.3φ使ったところ、

AWG18、20 辺りが適正なのでしょう。配線もストレス無く綺麗に仕上がってずれる事もありません。
AWG22 だと、まぁずれないでしょう。
AWG24 だと、落ちないかもしれないでしょう。
それ以上だと、きっと落ちるでしょう。

以上、使った感想です。

 

ビッグネーム

各社、機器が出揃って来たところで、盤の製作はほぼプッシュインで賄う事も可能となりました。

 

オムロンさんなら、プッシュインplus端子

富士電機さんなら、F-QuiQ

三菱電機さんなら、スプリングクランプ端子

IDECさんなら、S3(エスキューブ)

 

どれも格好良いネーミングですよね。

しかしながら、使う側にとっては

 

スプリング端子 なんだか

プッシュイン端子 なんだか

クランプ端子 なんだか

何 なんだかよく分からない事になっています。

 

シリーズ化していないメーカーさんの機器なら猶更です。

 

ここでクランプ式を手配してしまっては、元も子もありません。

しかしながら、見分けるポイント はあります。

ポイントは 丸穴

基本プッシュイン端子は、1つの穴に1つのケーブル しか差し込めないので、渡り用にたくさん丸穴が開いているのですね。

 

最初こそは違和感を感じますが、しばらく使ってみると、穴が少ないと逆に不安を感じるようになってきます(笑)

 

オムロンさんの、MY4N用のリレーソケットも プッシュイン にするとこの通り。

 

穴ぼこだらけで、渡り易そうですね。

まとめ

盤のスペースを小さくする為に、プッシュイン を検討するのではありません。

配線作業の合理化の為に プッシュイン を検討するのです。

結果として、盤が省スペース化してくるのですね。

 

 

それでも、あえてご紹介したい機器がこちら

ご存知 TOGI さんのコモン端子台ですが、この品物が良い悪いとかでは無く

注目して欲しいのは、縦型構造 

端子は横並びじゃなくても良いって提案してくれているのですね。

 

プッシュインに変えると、ケーブルも正面挿入となってきますから、スペースの取り方も異なってきます。

実際、ダクトから機器まで 30mm 離すとかだと、どえらい間延びしてしまいます。

 

配線は企業文化です。

新規導入には、どうしても手間が伴いますから及び腰になりますよね。

けれど、

プッシュイン導入による時短効果は、30%~55%らしいです。(各メーカーさん調べ)

 

今まで培った慣れを再構築してでも、余りある果実がここにはあるのです。

 

 

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